© Airbus
CFM LEAP-Xエンジン採用のA320neo
エアバスは、2015年6月15日に開幕した「パリ・エアショー」会場で、リース会社のGE キャピタル・アヴィエーション・サービス(GECAS)から、A321neoを含むA320neoファミリー60機の確定発注を獲得したと発表しました。60機すべてがCFMインターナショナルのLEAP-Xエンジンを選択しました。
今回の発注で、GECASは465機のA320ファミリーを発注しており、そのうち120機がA320neoとなっています。GECASのノーマンC.T.リウ会長兼CEOは「A320neoファミリーは、経済性と信頼性の高い旅客機を求めている当社の顧客にとって理想的な回答になっている。単通路旅客機の主力商品だ」と話しています。
A320neoファミリーのneoは「new engine option」の意味で、燃費効率の良い新型エンジンに換装したモデルです。エンジンはCFMインターナショナルのLEAP-Xと、プラット＆ホイットニーのPW1100Gから選ぶことができ、30機の採用を決めた全日空はPW1100Gを選択しています。
A320neoファミリーにはA319neoとA320neo、A321neoがあり、区別するため在来型をA320ceo(current engine option)ファミリーと呼んだりします。