川崎重工業は、2015年6月15日(月)、イギリスのロールス・ロイス社が開発を進める新型の航空機エンジンの開発と生産に参画することを発表しました。
この新型エンジンは、エアバスA330neo向けに「Trent 7000」として開発されるもので、川崎重工は、中圧圧縮機(IPC)モジュールの設計、製造、組立を担当します。このエンジンでは、三菱重工も燃焼器部品と低圧タービンブレードを担当することを発表しています。
川崎重工が担当するIPCモジュールは、エンジンを構成する8個の主要モジュールの1つで、約4,000点の部品で構成されます。神戸市の西神工場で、最新鋭の加工設備と組立システムにより製造される予定です。