イージージェット、2016年にイタリア3拠点を強化、ローマ拠点を縮小

イージージェット、2016年にイタリア3拠点を強化、ローマ拠点を縮小

ニュース画像 1枚目:イージージェット機
© easyJet
イージージェット機

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、イージージェットは2015年6月18日、2016年にかけてイタリアの拠点展開の再構成を行うと発表しました。ミラノ、ナポリ、ヴェネツィアの3拠点を強化し、ローマ・フィウミチーノ(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)の拠点で駐機数を削減すると発表しました。ヴェネツィアの新拠点は2016年4月に完成し、4機のエアバス機を夜間駐機し、この拠点でパイロット、乗務員の150名の雇用を創出するとしています。

ミラノ拠点はすでにイージージェットの中で2番目に大きい拠点となっていますが、2016年4月にさらに拡大します。およそ100名以上のパイロットと乗務員の雇用が創出されます。

ナポリ拠点はすでに3機を駐機していますが、2016年4月に1機を増機し、35名分のパイロットや乗務員を新たに雇用します。イージージェットはこの拠点はビジネス、レジャー共に利用されており、重要な拠点と位置づけています。

一方、レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港は、空港の旅客施設使用料が高くなったこと、今後しばらく続くと予想されるインフレへの備え、空港自体のサービスがあまり良くないと判断し、規模縮小を決定しました。

なお、イージジェットは2016年2月にバルセロナ拠点を開設します。バルセロナはイージージェットのネットワークでは鍵となる就航地で、年間300万人の旅客をヨーロッパ14空港から輸送するとしています。

詳しいスケジュールはイージージェットのウェブサイト、または下記の関連ジャンルから「時刻表」を参照ください。

期日: 2015/06/18から
メニューを開く