エティハド航空、訓練学校向けにPhenom 100Eを4機発注

エティハド航空、訓練学校向けにPhenom 100Eを4機発注

ニュース画像 1枚目:エティハド・フライト・カレッジのエンブラエル・フェノム
© Etihad Airways
エティハド・フライト・カレッジのエンブラエル・フェノム

エティハド航空は2015年6月23日、同社のフライト・カレッジで使用するため、エンブラエルのPhenom 100Eを4機、購入契約を締結したと発表しました。契約は同型機を3機、追加発注するオプション権が含まれています。オプションを含む7機分が納入された場合、現在のカタログ価格では約3000万米ドルとなります。

エティハド・フライト・カレッジへデリバリーは2016年第1四半期に開始されます。この機体はアルアイン国際空港を拠点に訓練を行っているパイロット養成の教育過程で使用されます。このカレッジでは年間、アラブ首長国連邦と同国以外のパイロット候補者120名の固定翼機の訓練を行っています。

新たな4機が納入されると、エティハド・フライト・カレッジの訓練機は、Phenom 100Eを4機、セスナ172SPスカイホーク10機、DA42NGの6機とあわせ20機体制となります。エティハド航空では、熟練した高度な技量を持つパイロットを育成し、UAEの労働力の活用と人材開発を支援する世界クラスの施設で、今後の同社の成長を支えるとしています。

エティハド・フライト・カレッジでは、マルチクルー・パイロット・ライセンス(Multi-crew Pilot License:MLP)を取得する訓練を行っています。MPLは、初期段階から機長と副操縦士の2人によるマルチクルーの運航を前提に訓練を実施し、副操縦士の育成を行っています。

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