アメリカ・ユタ州ヒル空軍基地(AFB)内のオグデン航空兵站施設(ALC)は、2015年6月18日に、海兵隊のF-35B 2機のデポレベル改修作業を完了しました。
空軍で初めてF-35Bの飛行資格を取得した第415飛行試験隊(415FTS)のケビン "ソナー" ホール中佐が、改修を終えたF-35Bの1機でヒルAFBを離陸してユタ試験・訓練空域で機能チェックを行いました。もう1機の試験飛行も数日内に実施されます。
2機のF-35Bは、2015年2月に海兵隊の通知から1週間以内にオグデンALCに搬入されました。初期作戦能力(IOC)獲得に必要な改修作業を、4カ月以内に2万4,000時間かけて行われました。決して外すことのないような部品を取り外して、主翼のリブを強化するような作業をミクロの誤差で行わなければなりませんでした。
空軍サステインメント・センター司令のリー・レビー中将は、苦労のすえ試験飛行が成功して「涙ぐんだ」そうです。