2015年6月24日20時ごろ、アメリカ・アリゾナ州のダグラス空港から東に5マイルの地点に、アリゾナ州空軍(ANG)第162航空団(162WG)のF-16 1機が墜落しました。
墜落したF-16はイラク空軍の保有機で、イラク人パイロットが夜間訓練を実施していました。AP通信によるとパイロットはイラク空軍のRafid Mohammed Hassan准将とみられ、未だ安否は確認されていません。
墜落現場では枯れ草が翌朝まで燃え続けるなどしましたが、当初心配されたガスのパイプラインを破壊することはありませんでした。
イラク空軍はF-16を36機導入しましたが、イラクの国内情勢が不安定なことから引き渡された機体はアメリカに止まり、アリゾナ州ツーソンでパイロットの訓練を行っています。