運輸安全委員会、アシアナ航空「HL7762」の保全措置を解除

運輸安全委員会、アシアナ航空「HL7762」の保全措置を解除

運輸安全委員会は2015年4月14日、広島空港で発生したアシアナ航空のOZ162便、機体記号(レジ)「HL7762」について、2015年6月12日付で機体の保全措置を解除したと明らかにしました。現在、広島空港に保管されています。

この事故については、5月13日に飛行記録装置(FDR)の記録から、事故2秒前に着陸復行の操作を行ったことが伺えるものの、操作が間に合わなかったとの見解が明らかにされています。運輸安全委員会は引き続き、フライトレコーダー、CVRの分析を進めており、こうした一部の部品は引き続き保全措置が採られています。運輸安全委員会は「公表すべき事実関係がありましたら、積極的に公表を行っていく」と明らかにしています。

なお、「HL7762」の取扱いはアシアナ航空が移動、または分解などの判断を行い、対応を行います。

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