ハンガリー、ブダペストのフェレンツリスト国際空港は、2015年7月3日、同空港で初の電気自動車、スマート・エレクトリック・ドライブ(SmartED)を導入しました。
同空港は二酸化炭素と温室効果ガスの排出を抑えるねらいから、クリーンな車の導入を決定しました。現在の計画では、2020年には100台ほどの電気自動車が導入されます。旅客向けの車両だけでなく、特殊車両や空港グランドハンドリングで利用する大型車両でも導入される予定です。
フェレンツリスト国際空港によると、比較的短い距離で、動作が少なく効率的な移動が必要とされる空港は、電気自動車を使用する理想的な環境といいます。電気自動車は二酸化炭素を排出せず、ハンガリーの発電所で作られた電力で動き、100キロメートル毎に7.2キログラムの二酸化炭素を削減することとなります。
同空港では今後、空港に留まらずブダペスト市内でもこうした電動自動車が普及するだろうとしています。