サイテーション・ラティチュード、西海岸とハワイ間の太平洋横断飛行を実施

サイテーション・ラティチュード、西海岸とハワイ間の太平洋横断飛行を実施

ニュース画像 1枚目:ハワイに到着したサイテーション・ラティテュード
© Textron Aviation Inc.
ハワイに到着したサイテーション・ラティテュード

セスナ・エアクラフトは2015年7月22日、サイテーション・ラティチュードでアメリカ西海岸とハワイ間でアメリカ連邦航空局(FAA)の認可を得るため、太平洋横断のフライトを実施したと発表しました。

カリフォルニア州のサンタバーバラ市営空港からマウイ島のカフルイ空港を飛行したもので、直線距離では3,882キロ、2,096海里で、サイテーション・ラティチュードの航続距離2,850海里内での飛行でした。

今回のフライトは5月に実施した大西洋横断、7月にはアメリカ大陸の東海岸から西海岸まで直行運航を行っており、この一連のフライトに続くものです。セスナでは認証を獲得すると、サイテーション・ラティチュードは顧客の要望の多い運航区間での認証が実現するとコメントしています。

サンタバーバラとカフルイ間のフライトは、パイロット2名、乗客5名で運航されました。実際の飛行距離は2,147海里で、高度43,000フィートまで上昇、飛行時間は5時間45分で、到着時は17分のホールド時間があり、これも含まれています。なお、アメリカ大陸の帰路では、スコッツデール空港まで2,473海里を5時間45分で飛行しました。往路、帰路とも規定予備燃料を十分に残していました。

なお、サイテーション・ラティチュードは8月に開催されるラテン・アメリカ・ビジネス・アビエーション・コンベンション&エキシビション(LABACE)に参加し、南米デビューし、2015年中に中東、アジア地域も訪問する予定です。

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