オーストラリアで生産された垂直尾翼が取り付けられた最初のF-35AライトニングII「AF-73」が、2015年7月23日、ロッキード・マーティン・チーフ・テストパイロットのアラン・ノーマン氏の操縦で84分間の初飛行を実施しました。
この垂直尾翼は、BAEシステムズからオーストラリアのマランドに発注したもので、722機分を生産する予定のオーストラリア国内最大のF-35関連プロジェクトです。オーストラリアの航空宇宙産業界は、すでに4.82億米ドル分の仕事を契約しています。
AF-73は2015年後半にネバダ州のネリス空軍基地(AFB)に配備されます。尾翼には「WA」のテールレターがペイントされています。