福岡空港の回転翼機能移設、環境影響評価の技術検討委員会を開催へ

福岡空港の回転翼機能移設、環境影響評価の技術検討委員会を開催へ

国土交通省大阪航空局は2015年7月30日(木)、福岡空港の回転翼機能移設事業で環境影響評価技術検討委員会を開催すると発表しました。福岡空港では常駐するヘリコプターの迅速な活動ができ、同空港で見込まれる将来の航空需要に対応できるよう、回転翼機能を対象とした専用の運用施設を新たに現在の空港場外に設置するため検討が進められています。

国土交通省は、回転翼機能を現空港場外へ移設する方針を固め、2015年度から福岡市環境影響評価条例に基づく環境影響評価の手続きを実施に取りかかりました。環境影響評価は、事業特性、地域特性などを踏まえ、最新の科学的知見に基づき適切に実施する必要があることから、検討委員会を設けるものです。

検討委員会では、福岡市環境影響評価条例に係る手続き、計画段階配慮書の案について議論します。

福岡空港で平行誘導路の二重化、旅客ターミナルビルの改修、整備が進められているほか、平行滑走路の増設に向けた取り組みが進められています。また、福岡県は未就航のマレーシア、インドネシア路線の誘致、インド、アメリカ、オーストラリア路線の開設も目指しています。

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