オーストラリア空軍(RAAF)7機目のC-17AグローブマスターIII「A41-213」が2015年7月29日、RAAFアンバレーに到着しました。
オーストラリア政府は、4月に10億ドルでC-17A 2機の追加発注を発表したばかりです。もう1機も今年後半にはデリバリーされる予定で、RAAFアンバレーの第36飛行隊(No.36 Sqn.)が装備するC-17Aは8機となります。
オーストラリアのケビン・アンドリュース国防相は「航空機の迅速な引き渡しは、アメリカとオーストラリアの緊密な関係を証明している。これにより地元社会にも施設拡充のため3億ドルの投資が始まる」と話しています。
RAAF司令官のレオ・デイビス中将も「C-17Aはこれまでイラク政府支援のための迅速な戦力展開やクイーンズランド州の洪水の災害派遣、ウクライナ東部でのMH17便撃墜事件での犠牲者輸送など、RAAFに不可欠の装備になっている。追加した2機はオーストラリア国防軍の能力を強化するだろう」と話しています。