横田のC-130、アラスカで陸自隊員をパラシュート降下

横田のC-130、アラスカで陸自隊員をパラシュート降下

ニュース画像 1枚目:YJ(Yokota Japan)レターのC-130に乗り込む空挺隊員たち
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Cody H. Ramirez
YJ(Yokota Japan)レターのC-130に乗り込む空挺隊員たち

2015年8月12日、レッドフラッグ・アラスカ演習で、アメリカ空軍第36空輸飛行隊(36AS)のC-130が、アメリカで初めて陸上自衛隊員をアメリカ軍機からパラシュート降下させました。36ASは横田基地に駐留している部隊です。

降下したのは陸上自衛隊第1空挺団第3大隊の隊員たちで、アメリカ陸軍第501歩兵連隊第1空挺大隊の隊員たちとともに、共同で兵力展開する訓練のためにC-130から降下しました。

訓練のシナリオは、戦闘機が空挺隊員を乗せたC-130編隊を敵戦闘機や防空部隊から守り、目的地で降下させるものです。36ASのA.Jベイカー少佐は「護衛の戦闘機は1機1機のC-130を守るのではなく、各60名の空挺隊員が乗っていることを意識しなければなりません。日本と太平洋地域の安定のために、日米の友情と共同作業が成長していることを見せることができた」と話しています。

訓練にはこのほか航空自衛隊や韓国軍、イギリス空軍、オーストラリア空軍、ニュージーランド空軍、タイ空軍などが参加しました。

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