陸上自衛隊、2015年度1四半期の災害派遣件数 過去10年間で最少

陸上自衛隊、2015年度1四半期の災害派遣件数 過去10年間で最少

陸上自衛隊は2015年(平成27)度第1四半期の災害派遣の件数をまとめ、過去10年間の同一時期の災害派遣件数、派遣規模とも最も少ないことが分かりました。

災害派遣の総件数は56件で、派遣規模は延べ人員2,312人、延べ車両147両、延べ航空機87機でした。派遣した延べ航空機数は、2012(平成24)年度の52機、2010(平成22)年度の61機、2011(平成23)年度の72機に続く少ない機数となりました。

緊急患者空輸の急患輸送が39件と最も多く、近傍火災の消火活動が8件、山林火災が4件、行方不明者捜索の捜索救助が3件、火山災害が1件、災害地の状況偵察が1件でした。なお、緊急患者空輸のうち82%の32件が沖縄県での派遣となっています。

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