イギリス民間航空局、ヴィンテージ・ジェット機のアクロ飛行を当面禁止

イギリス民間航空局、ヴィンテージ・ジェット機のアクロ飛行を当面禁止

イギリス民間航空局(CAA)は2015年8月24日、ヴィンテージ・ジェット機について当面、アクロバット飛行を禁止すると発表しました。これによりエアショーでの展示は、航過飛行のみに制限されます。

これは8月22日にショアハム・エアショーでホーカー・ハンターが主要道路に墜落し、自動車を運転していた7人が死亡する事故を受け、ホーカー・ハンターについては当面の間、飛行停止すると緊急措置を講じており、その追加措置です。

今回の追加措置により、ヴィンテージ・ジェット機のアクロバットがほぼ禁止されることとなり、2015年のイギリスでのエアショーに影響が出ると見られます。

さらに、CAAは今回の事故を受け、追加措置を導入する必要があるか、民間機の演技に追加のリスクアセスメントを実施すると発表しており、すでに8月24日に第1回の会議を開き、対策を話し合いました。

なお、ショアハム・エアショーでのホーカー・ハンターの事故原因はCAAが支援し、イギリスの航空事故調査委員会(AAIB)が調査に当たっています。

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