アメリカ・ユタ州のヒル空軍基地(AFB)に2015年9月2日、作戦可能なF-35AライトニングII 2機が初めて到着しました。ヒルAFBの現役部隊の第388戦闘航空団(388FW)と、予備役部隊の第419戦闘航空団(419FW)は、F-35Aを装備する最初の実戦部隊となります。
ヒルAFBは、ユタ試験・訓練空域に近く、F-35のデポ整備や改修を行うオグデン航空補給施設群を併設しているため、F-35の理想の基地(ideal home)と呼ばれています。2013年にF-35の配備が発表されて以来、F-35を運用するために1.2億ドルもの施設整備が行われています。
ヒルAFBでのF-35の飛行は、9月7日のレイバー・ディ以降に1週間に2回のゆっくりしたペースで開始されます。その後、毎月2機のペースでF-35Aが配備され、2019年までに72機が配備される予定です。
388FWと419FWは、F-16が配備された際も最初の実戦部隊でした。10月中旬にはF-35A配備を記念する正式な式典が開催されます。