オーストラリア国防省は、2015年9月6日、新しいパイロット訓練システムに、ロッキード・マーティン・オーストラリアが提案したピラタスPC-21を選定したと発表しました。
PC-21は49機導入され、22機はビクトリア州のオーストラリア空軍(RAAF)イーストセール基地に配備されます。同基地では2019年から165名の訓練生を受け入れ、現在毎年77名を卒業させていますが105名に増加します。
新しい訓練システムにより、将来訓練生がF-35Aやタイガー武装偵察ヘリコプター、MRH-90ヘリコプターなどの新型機に搭乗するのに充分なスキルを身につけられると期待されています。
2019年までは、BAEシステムズのタムワース事業所で実施されている基本操縦訓練が継続されます。