羽田空港国際線ターミナル、日本トイレ大賞の国土交通大臣賞を受賞

羽田空港国際線ターミナル、日本トイレ大賞の国土交通大臣賞を受賞

東京国際(羽田)空港の国際線旅客ターミナルのトイレが、2015年9月4日(金)、内閣府などが設けた「日本トイレ大賞」で国土交通大臣賞を受賞しました。

東京国際空港ターミナル(TIAT)は、開業時からユニバーサルデザインの考えに基づき、「より優しい」「より利用しやすい」旅客ターミナルづくりに取み、トイレ空間の計画、整備でも、設計段階から有識者や障がい者の方、関係事業者を含む「ユニバーサルデザイン検討委員会」を通じ、あらゆる過程で使い勝手の確認、意見聴取を通じ整
備を進めてきました。

一般トイレは、車いす使用の利用者、スーツケースを持っての利用でもゆとりある空間を実現できる様スペースを確保したつくりとしています。また、すべてトイレに1箇所、または2箇所の多機能トイレを設け、障がい、高齢、乳幼児連れなど、さまざまな旅客に利用できる工夫をしています。

また、2箇所の多機能トイレを設けている場合は、車いす使用の方の使い勝手に配慮し、便座アプローチ、跳ね上げ式手すりの位置が左右異なる機器配置を行うなど、工夫が図られています。

TIATでは引き続き、利用者から信頼され、選ばれ続けられるよう、安全性、利便性、快適性、機能性に優れた施設とサービスの提供と、品質向上の努力を続けていくとしています。

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