仙台空港の運営権、優先交渉権者は東急前田豊通グループ 基本協定締結へ

仙台空港の運営権、優先交渉権者は東急前田豊通グループ 基本協定締結へ

国土交通省は2015年9月11日、仙台空港の運営権を売却する企業について、東急前田豊通グループを優先交渉権者に選定したと発表しました。東急前田豊通グループは、代表企業が東京急行電鉄で、前田建設工業、東急不動産、豊田通商、東急エージェンシー、東急建設、東急コミュニティーの7社で組織していました。

審査結果での得点では、東急前田豊通グループが161.5点に対し、三菱地所とANAホールディングスの企業連合のMJTsが152.7点、イオン・熊谷グループが113.3点でした。このため、東急前田豊通グループと基本協定、実施契約の締結に至らなかった場合、次点交渉権者はMJTsとなります。

今後は2015年9月をめどに基本協定を締結、12月に運営権設定と実施契約の締結し、滑走路の維持管理や着陸料の収受は12月から引継ぎを開始し、2016年2月にビル施設などで事業開始、2016年6月末に事業の完全移管を予定しています。

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