福島空港に2015年9月、国際線1階に写真家の野口勝宏さんの作品、「福島の花」美術館がオープンしました。野口さんは、福島県猪苗代町出身で、「ニコンフォトコンテスト2014-2015」の写真部門で、日本人初のグランプリを受賞しました。
このグランプリ受賞作は、東日本大震災直後の2011年から撮影を続けている「福島の花」でした。福島空港に展示する作品も野口さん独自の手法で、花の部分が切り抜かれ、背景がない作品となっています。
福島空港では、野口さんの作品を国内線ビル1階のANAカウンター、到着時の手荷物受取場、2階の固定橋にも野口さん「花の装飾」を施こし、空港全体で楽しめるようにしています。
なお、「ニコンフォトコンテスト2014-2015」は世界最大規模のコンテストで、2014-2015年は8万8737点がエントリーされました。