ボーイング、737 MAX初号機の最終組立を開始 2015年末に完了

ボーイング、737 MAX初号機の最終組立を開始 2015年末に完了

ニュース画像 1枚目:レントン工場内の組立作業で主翼と胴体の接合が完了
© Boeing
レントン工場内の組立作業で主翼と胴体の接合が完了

ボーイングは2015年9月15日、ワシントン州レントン工場で737 MAX 8初号機の最終組立を開始したと発表しました。初の737 MAXの胴体が8月18日、スピリット・エアロシステムズのカンザス工場で完成し、2015年8月21日にレントン工場に運び込まれていました。レントン工場ではこれまで、飛行システムの装備、断熱材の作業が進められていました。737 MAXは初号機は、製造番号(MSN)「42554」で、ラインナンバーは「5602」です。

この機体は、胴体と主翼の接合が行われ、主翼には737 MAXの特徴の1つであるウィングレットも装備されました。この737 MAXはレントン工場でも専用の最終組立ラインで作業を行い、製造プロセスの過程を確認後、工場内でさらに1ラインを737 MAX用に拡張し、2本のラインで生産を行います。

737 MAX初号機の組立は2015年末までに完了し、2016年初めに初飛行を予定しています。ローンチカスタマーはサウスウェスト航空で、初号機の引き渡しは2017年第3四半期が見込まれています。この737 MAXは58社、2,869機の受注を獲得しています。

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