ATR、ビンター・カナリアにATR 72-600初号機を納入

ATR、ビンター・カナリアにATR 72-600初号機を納入

ニュース画像 1枚目:ビンター・カナリア塗装 ATR 72-600
© ATR
ビンター・カナリア塗装 ATR 72-600

ATRは2015年9月16日、スペインのビンター・カナリアにATR-72-600を納入したと発表しました。ビンター・カナリアはATR 72-600を12機を発注しており、この機体はその初号機となります。この「-600」シリーズの導入で、保有する16機のATR 72-500を補完、アップグレードします。

ビンター・カナリアは現在、ATR 72-500の16機で、エコノミーのみの68席を装備していますが、ATR 72-600では70席となります。同社は短距離路線、かつ滑走路の短い飛行場で運用可能なATRを使用し、マデイラ、マラケシュ、カサブランカ、アガディール、アイウンなどカナリア諸島など島嶼間を結ぶ路線の運航を続けています。

ビンター・カナリアは、1989年にATRを導入し、過去25年以上にわたり使用しています。今回の最新の「-600」シリーズの導入で、引き続きATRとの関係性も強化していくとしています。

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