アメリカ陸軍の将来ヘリ実証機、ベルV-280バローの胴体が完成

アメリカ陸軍の将来ヘリ実証機、ベルV-280バローの胴体が完成

ニュース画像 1枚目:V-280バロー試作1号機の胴体
© Spirit AeroSystems Inc.
V-280バロー試作1号機の胴体

ベルヘリコプターがアメリカ陸軍の統合マルチロール技術実証機(JMR-TD)として開発しているV-280バロー試作1号機の胴体が、カンザス州ウイチタのスピリット・エアロシステムズで、2015年9月22日に完成しました。

V-280試作1号機の胴体は、スピリット・エアロシステムズのラピッド・プロトタイピング施設で、わずか22カ月間の期間で設計・組み立てされました。複合材製の胴体はテキサス州アマリロのベル・ヘリコプターへ出荷されます。

アメリカ陸軍が主導するJMR-TD計画は、国防総省の将来垂直離着陸機計画の技術実証機です。将来的には2,000機から4,000機の中型汎用・攻撃ヘリコプターをリプレイスします。V-280は次世代のティルトローター機で、今までのヘリコプターにはない速度と航続力、ペイロードを遠征作戦に提供します。

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