ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ライアンは、保有していたエアリンガスのおよそ30%の株式売却で3億9,800万ユーロの売却益を株主に還元すると発表しました。年次株主総会で明らかにしたものです。
この総会では、ライアンエアが取り組みを進めている顧客サービス改善「Always Getting Better」の進捗も紹介し、予定していた旅客数1億300万人の年間旅客数が、1億400万人に増加する見込みのほか、利益も12億ユーロに伸びる見込みが明らかにされています。
サービス改善プログラムでは、アムステルダム、ケルン、コペンハーゲンに新たな拠点を開設するほか、パーソナライズされたウェブサイトで安い運賃を確保しておく事ができる機能の提供、モバイルアプリの提供、新しい機内シートやインテリア、客室乗務員の新制服なども披露しました。