アメリカの救急医療サービスを提供するアスペン・メディカル・インターナショナル(Aspen Medical International:AMI)は、リベリア・モンロビアのスプリッグペイン空港を拠点に、ビーチクラフト1900C運航を開始すると発表しました。これによりリベリア、シエラレオネ、ギニア、コートジボワール、ガーナ、セネガル、マリ、ニジェール、ナイジェリアを対象に、西アフリカ地域での航空緊急医療サービスを提供します。
AMIはモンロビアで医療施設を運営しており、シエラレオネのフリータウンでも医療施設を開設する予定です。AMIは西アフリカで医療施設を拡充するにあたり、航空機を利用した医療サービスの充実も大きな課題としています。
緊急医療サービスを行なう航空機は40年以上、グローバルにビジネス、人道支援向けに航空機を提供しているレッドアップル・アビエーションの協力によるものです。さらに、リバティ・エアラインズがアメリカから、HALOアビエーションが南アフリカからそれぞれメンテナンス・サービスを提供します。運航はHALOアビエーションの免許を使い、各地を運航します。
なお、ビーチ1900Cは最大で19人が搭乗でき、機内に装備した高度な生命維持装置を使い、航空・医療・避難(AME)サービスを提供します。