ボーイング、キャセイに70機目の777を納入

ボーイング、キャセイに70機目の777を納入

ニュース画像 1枚目:キャセイパシフィック航空 777の70機目
© Boeing
キャセイパシフィック航空 777の70機目

ボーイングは2015年9月28日、キャセイパシフィック航空に70機目の777を納入したと発表しました。区切りの機体は9月26日に引き渡し、9月27日に香港に到着した機体記号(レジ)「B-HNR」の777-300ERです。777-300ERとしては53機目となり、アジアの航空会社としては最大の機数となっています。

キャセイパシフィック航空の777は現在、777-300ERの53機をはじめ、777-300が12機、777-200が5機となっています。また、777-9Xをすでに21機、発注済みです。

キャセイパシフィック航空の777-300ERの初号機導入は2007年9月で、長距離路線の機材更新を進めています。同社は機材更新と路線拡大戦略で、777は重要な役割を果たしているとコメントしており、航続距離、信頼性、運航スケジュールの柔軟性を確保できることを評価しています。特に、香港を拠点として長距離路線を運航する同社には重要な機材としています。

さらに777-300ERは、旅客機として搭載できる貨物量も多く、2016年以降は2%の燃費改善が見込まれていることもあり、同社の主力機となる理由となっています。

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