アグスタウェストランド、AW189で防氷・除氷システムでEASAから認可

アグスタウェストランド、AW189で防氷・除氷システムでEASAから認可

ニュース画像 1枚目:AW189
© AgustaWestland
AW189

フィンメカニカ-アグスタウェストランドは2015年9月28日、AW189で限定防氷・除氷システム(LIPS)について、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)から認証を獲得したと発表しました。LIPSシステムにより、全天候型のAW189でさらに過酷な気象条件で運航が可能になり、その機能を強化します。

AW189は、中型機で同じ重量区分でLIPSシステムの認証を得る初めてのヘリコプターです。LIPSにより、北海上空など一定の航路で気象条件下での飛行が可能となるもので、オフショアの旅客輸送、捜索・救難や救助など厳しい条件での飛行が可能になります。

LIPSシステムの装備はオプションで、氷の検出器や加熱フロントガラスが含まれています。エンジンの吸気加熱システムは、AW189ヘリコプターには標準で組み込まれており、ローターブレードへの変更や追加装備の必要はありません。

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