シンガポール航空は2015年10月12日、2016年に受領する予定のA350について2016年4月からシンガポール/アムステルダム線に投入すると発表しました。シンガポール航空向けのA350は現在、フランス・トゥールーズのエアバス工場で最終組立が行なわれています。
シンガポール航空はA350-900を63機、確定発注しており、初号機は2016年1月に受領する予定です。アムステルダム線の長距離路線に投入する前に、乗員訓練を兼ねてシンガポール発着のジャカルタ、クアラルンプール線で一時的に使用される予定です。その他の就航地については、改めて発表される予定です。
シンガポール航空のA350にはビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーを装備し、最新の機内エンターテイメントシステムを装備します。シンガポール航空はこの新機材により、最新で若い機齢を保ち、シンガポール・ハブのネットワークを強化します。
なお、2016年にシンガポール航空はA350を11機、受領する計画です。また、A350-900は63機を確定発注しているほか、20機のオプション権も保有しています。