2015年10月4日13時、イギリス空軍が74年にわたり実施してきた同国内での救難任務が完了しました。これによりイギリス国内すべての救難任務は、民間のブリストウ・ヘリコプターズに引き継がれました。
最後まで救難任務についていたのは、イギリス南西部にあるチブナー海兵隊基地に配備されていた第22飛行隊(No.22 Sqn.)A小隊です。1983年に記録が残されるようになってから、全英6カ所の基地に配備された救難部隊は、3万4,025回出動し、2万6,853人を救出してきました。
最後の救難出動は10月4日3時ごろのもので、ビーチで倒れていた男性を警察の要請で病院へシーキング・ヘリコプターで搬送しました。その後、基地で待機・訓練している最中に任務完了の通知を受けました。