沖縄県のアメリカ空軍嘉手納基地は、2015年10月中旬に、オクラホマ州タルサ州空軍基地(ANGB)から、第125遠征戦闘飛行隊(125EFS)のF-16 12機と隊員約200名が、太平洋軍地域安全保障計画(TSP)を支援するため派遣されて来ると10月6日に発表しました。
アメリカ空軍は、地域の安全と脅威への抑止力維持のため、戦闘機部隊をインドネシア地域やアジア・太平洋地域、グアム地域、日本、韓国に定期的に派遣しています。TSPはグローバルな状況認識のもと、戦力展開を含む多様な作戦能力を、2004年3月から太平洋軍に提供しています。
125EFS飛行隊長のマシュー・バーテッリ中佐は「太平洋地域への展開は初めてのことだが、これまでイラクやアフガニスタンへ10回派遣されている。優秀なオクラホマANG隊員が、アメリカを代表して期待に応えることに誇りをもっている」と話しています。