中日本航空のAS332L、10月8日に輸送中の木枠落下で事故調査

中日本航空のAS332L、10月8日に輸送中の木枠落下で事故調査

運輸安全委員会は、2015年10月8日に福井県大飯郡高浜町付近上空の高さ約170メートルで、中日本航空のAS332Lが輸送していた木枠が落下した重大インシデントについて、調査を実施しています。インシデント発生当日、機体記号(レジ)「JA9660」のAS332Lは10時12分、福井県大飯郡の高浜町内場外離着陸場を離陸し、物資を輸送していました。

事故は高浜町付近上空、高さ約170メートルで縦およそ1.3メートル、横約0.5メートル、重さ約2.6キログラムの木枠が落下し、高浜町水明の関西電力研修施設内駐車場付近で発見されました。

このインシデントは、木枠に碍子を入れており、輸送中の物資が意図しない場所で落下したもので、運輸安全委員会が原因などを調査します。これに伴う負傷者はありませんでした。

中日本航空は、「地元の方々をはじめ、多くの関係者のみなさまにご迷惑、ご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。」として調査に協力すると共に、自社で再発防止策を徹底し、安全運航に努めるとしています。

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