KLMオランダ航空は2015年10月に787-9を受領する予定で、2015/16冬スケジュールから787-9を運航します。計画では11月16日からアムステルダム/アブダビ/バーレーン線に投入されます。
これにより、同社の長距離路線の機材は777-200ER、777-300ER、787-9、A330-300、A330-200、747-400旅客機、747-400旅客・貨物コンビとなります。また、このうち、777-200ERのビジネスクラスのシートリニューアルを進め、787-9の新機材とあわせ、ワールドビジネスクラスクラスのフルフラットシートの導入率は60%超にまで高まります。
2015/16冬スケジュールで787-9を投入する路線は、初の同社の国際線投入となるアムステルダム/アブダビ/バーレーン線のKL437、KL438便を皮切りに、アムステルダム/ドバイ線に投入される予定です。さらに、リオデジャネイロ線にも2015/16冬スケジュール中に787-9が投入される予定です。
なお、ヨーロッパ域内では、夏スケジュールで運航を開始した3路線、クラクフ線とベルファスト線を週5便、モンペリエ線を週4便で冬も運航を継続します。このほか、フィレンツェ(イタリア)線は週14便から週16便、ブリストル(イギリス)線は週21便から週26便に増便します。