NAVAIR、MQ-8C艦載無人ヘリの運用評価試験を完了

NAVAIR、MQ-8C艦載無人ヘリの運用評価試験を完了

ニュース画像 1枚目:MQ-8Cファイアスカウト
© U.S. Navy photo
MQ-8Cファイアスカウト

アメリカ海軍航空システム軍団(NAVAIR)は、2015年11月20日、カリフォルニア州ポイントマグーの海軍基地ベンチュラカウンティーでのMQ-8Cファイアスカウト無人ヘリコプターの運用評価試験を完了しました。運用試験では11回、83.4時間飛行し、偵察・照準システムの性能、耐久性、信頼性などが評価されました。

MQ-8Cは、従来のMQ-8Bと比べると2倍の滞空時間があり、3倍のペイロードを搭載可能で、150カイリ(約278キロ)の範囲の陸上・海上の情報収集・監視・偵察(ISR)や、目標の精密照準、700ポンド(約317キロ)以上の物資輸送が可能です。

すでにMQ-8Bは、USSフォートワース(LCS-3)で作戦展開中で、1万6,000時間以上飛行し、MH-60有人ヘリとの共同運用も実施しています。MQ-8Cはこれまで427回、730時間以上飛行しており、2017会計年度から初期の艦載運用試験が開始されます。

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