普天間基地で着陸態勢のUC-12に緑色レーザー照射、その他4回同様の事例

普天間基地で着陸態勢のUC-12に緑色レーザー照射、その他4回同様の事例

防衛省はアメリカ軍普天間基地の周辺で、2015年10月30日18時8分ごろ、UC-12Wが着陸態勢に入ったところ、地上から緑色のレーザーを照射された事例があり、アメリカ海兵隊から連絡を受けたと明らかにしました。防衛省は2015年度にその他4回、同様のレーザー光が航空機に照射されたことがあるとしています。

中谷防衛相は、航空機へのレーザー照射について、「米軍機であろうと民間の航空機であろうと、このような危険な行為を放置をしておくべきではない」とし、すでに沖縄県警に通報を行い、沖縄防衛局も県警と協議していると明らかにしました。

また、記者から「沖縄に米軍が駐留することへ反対をされる方の行動のようにも推察ができる」との質問に対し、「それとは別問題」と断り、大事故を招きかねない悪質な行為とし、こうした行為を発見した場合は警察への通報を行うよう呼びかけているほか、防止措置を設ける必要があるとの考えを示しています。

メニューを開く