エアバスはA340型の生産を終了すると発表しました。1991年10月の初飛行から20年が経過、区切りを付けた形です。エアバスはA340型の生産は行わないものの、同機種が運航される限り、A340型のサポートを継続するとコメントしています。
A340型のシリーズはA340-200型、A340-300型、A340-500型、A340-600型が運航されています。エアバスで初めてエンジン4発を搭載したものの、B747型より遅い、B777型の燃費に劣るといった要因から、航空会社が機種を切り替えるなど人気を得ることができませんでした。
エアバスでは既に大型機としてA380型、またA350XWBの開発に着手しています。これらの機材により、エアバスの機種の中ではA340型が対応した長距離路線の運航が可能です。