ボンバルディアは2015年12月15日、ヨルダンのアラブ・ウイングスと、そのジョイント・ベンチャーでイラクのイラク・ゲート・カンパニーがCRJシリーズの運航開始を受け、歓迎すると発表しました。
イラク・ゲートは2015年3月にCRJ-200の運航を開始し、このほどさらに2機を追加しました。いずれもアラブ・ウイングスが取得した機材で、イラク・ゲートはバクダッド発着の国内線に使用する予定で、今後はさらにバグダッド発着の国際線に拡大します。
アラブ・ウイングスでは、イラクの石油・ガス産業向けの輸送にCRJ-200は適した機材としており、イラク・ゲートはイラク国内で初のビジネス・ジェット運航会社として定期便、チャーター便、特別便などさまざななニーズに対応できるとしています。
なお、アラブ・ウイングスは現在、チャレンジャー604を3機、グローバル5000を1機運航しています。また、ボンバルディアの機材は中東・アフリカ地域でQシリーズが130機、CRJシリーズが70機ほど運航されています。