サービス産業生産性協議会が発表した各産業を比較、分析できる日本版顧客満足度指数(JCSI)の2011年度結果が発表され、国内長距離交通でスターフライヤー、国際航空部門ではシンガポール航空がそれぞれ1位に輝きました。
国内交通部門では、スターフライヤーが1位のほか、2位がエア・ドゥ、3位がスカイマークといずれも「新興航空会社」が上位。特に2010年版で3位の全日空(ANA)をスカイマークが上回りました。なお、この部門ではANA、ウィラー・トラベル、エア・ドゥ、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州、JRバス(長距離)、日本航空(JAL)、スカイマーク、スターフライヤーの11社が対象。
国際航空部門では2位のANAが1位のシンガポール航空と点数の差を縮めたものの、全体に大きな変化が無かったようです。3位はルフトハンザドイツ航空でした。JALは上位3社に入らなかったものの、顧客満足度が指数で唯一3点上昇した会社でした。
JCSIは利用前の期待、利用した品質、価格への納得間を顧客満足度とし、そのほか、他人にお勧めするかのクチコミ、継続的な利用意向といった指標で評価しています。