関空から「食料品」の年間輸出額、開港以来初めて100億円を突破

関空から「食料品」の年間輸出額、開港以来初めて100億円を突破

大阪税関関西空港税関支署が発表した2015年11月までの実績で、関西国際空港からの「食料品」輸出が開港以来初めて、暦年ベースで100億円を突破しました。11月は10億3500万円で、2015年の累計は109億2000万円となっています。これまでは、2014年が86.9億円、2013年が76.9億円、2012年が67.1億円、2011年が90.3億円となっており、この数年は60億円後半から70億、80億円台で推移していましたが、2015年は大きな伸びを示しています。

関西国際空港は「関西国際空港を活用した日本食の輸出促進」を地元自治体、経済界と連携して推進しており、ALL関西「食」輸出セミナーや食品輸出マーケティング&ブランディングセミナーを開催するほか、マレーシアでの関西フードフェアへの出展やシンガポールでのビジネス商談会の開催を予定するなど、航空輸送ネットワークの拡大に向けた活動を行っています。

なお、関空発の食料品の輸出は10月までの金額ベースで香港が37%と最も多く、次いでアメリカが20%、台湾が11%、タイが6%、中国とシンガポールが4%となっています。

メニューを開く