イギリスのBAEシステムズは、F-35ライトニングIIの後部胴体などを生産しているランカシャーのサムルズベリー工場の、大規模な拡張作業を開始しました。Insider North Westが2015年12月22日に報じています。
この工場拡張は、イギリス政府が最近138機のF-35B導入を決め、2023年までに2隻の空母で24機の運用を開始するなど計画を加速しているのに、BAEシステムズが対応したものです。
2017年1月には、4万8,438平方フィートの拡張工事が完了し、現在の250%増となる年間160機分の生産が可能となります。イギリス空・海軍向けのみならず、ロッキード・マーティンでのF-35フルレート量産開始を見込んだものと思われます。