KODIAK水陸両用機が型式証明を取得、せとうちSEAPLANESが運航へ

KODIAK水陸両用機が型式証明を取得、せとうちSEAPLANESが運航へ

クエスト・エアクラフト・カンパニーは2015年11月17日付で、日本の航空当局から同社が製造する軽飛行機、コディアックの型式証明を取得したと発表しました。水上飛行ができるようにフロートを装着するもので、Aerocet 6650の認可も取得しています。この航空機を使用し、広島県に本社を置くせとうちSEAPLANESが2016年4月から、運航を開始する予定です。

クエスト・エアクラフト・カンパニーはアメリカ・アイダホ州に本社を置く航空機メーカーで、2015年2月にせとうちSEAPLANESの親会社、ツネイシホールディングスが株式を100%取得済みで、小型航空機事業に参入しています。

せとうちSEAPLANESは、このKODIAK100を水陸両用機として使用し、広島県尾道市の境ガ浜ベラビスタマリーナを拠点にしまなみ海道コース、福山・鞆の浦コース、小豆島・讃岐コース、宮島・広島コースなどの遊覧飛行を予定しています。さらに、チャーター便として、関空をはじめ、広島、岡山、松山などの各空港への乗り入れ、陸上機の操縦免許を保有する方向けに水上機操縦訓練コースを2016年夏にも開講する予定です。せとうちSEAPLANESは、日本で初めて水陸両用機を使用する航空事業を展開することとなります。

なお、せとうちSEAPLANESは、KODIAK100で「JA01TG」「JA02TG」「JA03TG」「JA04TG」の4機を予約登録しています。

KODIAK™ 100, by Quest Aircraft from Quest Aircraft on Vimeo.

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