2016年1月10日、千葉県の陸上自衛隊習志野演習場で「平成28年降下訓練始め」が一般公開され、約1万8,000人が入場しました。
訓練は第一空挺団員のパラシュート降下訓練と、島嶼奪還訓練の2段構成で、隊員約500名のほか、ヘリコプターなど航空機約20機、戦車など車両約30両が参加しました。空挺降下では陸上自衛隊のCH-47J/JA、UH-1J、航空自衛隊のC-1、C-130Hが使用され、島嶼奪還訓練では海上自衛隊のP-3Cと陸上自衛隊のLR-2が偵察を実施し、AH-64DやAH-1Sによる火力支援のもと、空挺降下やヘリボーンで急行した隊員が仮想敵を掃討しました。
訓練後には陸上自衛隊レンジャー出身の中谷防衛大臣による訓示、機動戦闘車などの車両やヘリコプターが展示されました。