ニュージーランド航空、ポートビラ線を一時運休 滑走路の安全性懸念で

ニュージーランド航空、ポートビラ線を一時運休 滑走路の安全性懸念で

ニュージーランド航空は2016年1月22日(金)、オークランド/ポートビラ線を一時的に運休すると発表しました。ポートビラ・バウアフィールド空港の滑走路の状態を勘案し、運休するもので、1月24日(日)以降の便が対象です。同社はA320で現在、週1往復便を運航しています。

ニュージーランド航空のフライト・オペレーション・マネージャーは、ポートビラの滑走路の状況が悪化しており、安全性の観点から運休を決断したと説明しています。運休に伴い、ニュージーランド航空は旅客へ対応を行い、他の目的地への変更、全額払い戻しなどに応じます。旅行会社での予約した場合は、予約した旅行会社での対応となります。

なお、ポートビラを拠点とするエア・バヌアツは1月23日(土)、同社CEO、上級管理職、パイロットたちがバウアフィールド空港の滑走路を使用したジェット機の運航継続について協議しました。この中で、滑走路は修復整備が本格的に実施されるまでの間に、安全措置がいくつか講じられることになったとしています。

エア・バヌアツは滑走路の定期点検に加え、離陸の前後にに滑走路の点検を行うこと、滑走路の調査、200メートルの緊急の修復を行うとしています。これらの措置により、短期的にジェット機の運航は支障無く行うことができるとしています。

ポートビラ・バウアフィールド空港に就航するヴァージン・オーストラリアとソロモン・エアラインズは引き続き運航を継続しています。

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