航空機内でインターネット環境を提供するGogoは2016年2月4日(木)、機内エンターテインメント「Gogo Vision」を搭載した航空機が2,000機超にのぼったと発表しました。このシステムは、シート座席後ろにモニターを搭載する「シートバックソリューション」を刷新し、旅客が自身の保有する電子機器で楽しむことができます。
Gogoでは、ほとんどの旅客が少なくともWi-Fi付き電子機器1つは機内に持ち込んでいるとしており、「Gogo Vision」はこうした傾向を活かしたサービスとアピールしています。航空機に重量は大きな問題で、これまでの「シートバックソリューション」と比べ、Gogoのソリューションは軽量、かつメンテナンスの手間が少なく、低コストで運用できるとしています。
なお、Gogoは映像コンテンツは、航空機に搭載されているサーバに保存され客室に提供されているとしています。また、2015年は1年間に1,000機超のアメリカの主要航空会社の航空機にGogoの製品を提供しました。