災害時に、個人用航空機や事前登録済みのヘリポートを活用して支援活動にあたるNPO法人「市民航空災害支援センター」は、2016年2月4日(木)、岩手県大槌町と災害支援に関する協定を締結しました。
この協定は、大規模な災害が発生し、道路が寸断されるなどの事態が発生した際、同センターに登録する個人所有の航空機を活用し、人員や物資の輸送、上空からの調査、視察について支援するものです。この協定により、今後は自衛隊や消防、県防災などの官営ヘリの補完機能を担い、要請がない場合でも危機的状況にあるケースでは自主的に活動します。
センタはー2011年3月の東日本大震災の教訓から、同年11月に埼玉県を拠点に設立されたNPO法人です。岩手県内の自治体との協定締結は大槌町が2例目で、2016年2月4日(木)には協定締結式が実施されました。