海上自衛隊は2016年2月9日(火)、ソマリア沖の海賊対処を任務とする多国籍第151合同任務部隊(CTF151)に派出されているパキスタン海軍艦艇と共同訓練を実施しました。
CTF151所属のパキスタン海軍フリゲート「SAIF(サイフ：253)」と護衛艦「すずなみ(DD-114)」が訓練を行ったものです。「すずなみ」にはSH-60J/K哨戒ヘリコプターが搭載されており、サイフにはAS365ドーファンをライセンス生産した中国製Z-9Cが搭載されています。
実施した主な訓練は、通信訓練、近接運動などで、訓練を通じて戦術技量の向上、パキスタン海軍との連携強化を図りました。
海上自衛隊は2015年にも護衛艦「はるさめ(DD-102)」がCTF151所属のパキスタン海軍「TARIQ(タリク)」と訓練を実施しています。