エアバス・グループ、日仏研究機関と機体製造用ヒューマノイドを研究

エアバス・グループ、日仏研究機関と機体製造用ヒューマノイドを研究

ニュース画像 1枚目:HRP-2
© 産総研
HRP-2

エアバス・グループ・イノベーションズ(AGI)と日本の国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研=AIST)、フランス国立科学研究センター(CNRS)は、産業用ヒューマノイド・ロボットの技術開発に関する共同研究を開始し、2016年2月12日(金)に産総研つくばセンターで調印式を行いました。

研究するヒューマノイド・ロボットは、航空機工場の機体内部で加工屑の清掃やネジ締め、計器類の取り付けなど複雑な製造作業を熟練労働者に代わって行うもので、つくばの産総研とCNRSの国際共同研究組織「AIST-CNRSロボット工学研究ラボ(JRL)」で研究の大半が行われます。

研究ではJRLが保有する人間サイズのHRP-2とHRP-4ロボットが使用されます。エアバスでは狭い空間などさまざまな環境で、人間の眼と手と同様にコーディネートされた動作を行うロボットを期待し、実際にエアバス・グループの生産拠点で実証試験が行われます。

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