ルフトハンザドイツ航空は2016年2月26日(金)、シャークレットを装備したA320をミュンヘンに配備、近く2機目も同空港を拠点とする予定です。2017年半ばまでにシャークレット装備のA320を12機にまで拡大する予定で、騒音面で大きく改善されるA350の導入を前に、省燃費、かつ低ノイズのA320を導入します。
ルフトハンザが導入を進めているA320は、主翼の翼端に2.4メートル超の「シャークレット」を装着しており、最大で騒音が50%減、燃費削減は最大4%を減らすことができ、同時に二酸化炭素排出量も押さえられます。
ルフトハンザはすでに発表しているA350のミュンヘンへの配備だけでなく、A320の最新鋭機の導入で、一足早く環境面を配慮した機材を投入します。これにより、年間で1機あたり1,000トンの二酸化炭素の排出削減が可能で、これは車に置き換えると200台分に相当します。