シコルスキー、S-76C+をS-76C++仕様へアップグレード可能に

シコルスキー、S-76C+をS-76C++仕様へアップグレード可能に

ニュース画像 1枚目:シコルスキーS-76C+ヘリコプター
© Lockheed Martin
シコルスキーS-76C+ヘリコプター

シコルスキーは、2016年3月1日、ケンタッキー州ルイビルで開催中の「ヘリ・エキスポ 2016」で、S-76C+ヘリコプターをS-76C++仕様にアップグレードするプログラムを発表しました。

S-76C++仕様にアップグレードすることにより、離陸時と巡航時のパワーが増え、乗員のワークロードが減少し有効搭載量が増加します。また、デュアル・デジタル・エンジン制御ユニット(DECU)と空気取り入れ口のバリアー・フィルターにより信頼性が上昇し整備コストが減少するなどのメリットがあります。

S-76C+は、シコルスキーが製造するエアフレームキットと、チュルボメカが供給する2S1エンジンを2S2仕様にアップグレードするキットをインストールすることにより、S-76C++仕様になります。シコルスキーではエアフレームキットを2016年第2四半期から用意し、インストール・トレーニングはウエブキャストで行う予定です。

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