函館市は、道南ドクターヘリの連携訓練を実施した様子をホームページで紹介しています。ドクターヘリ乗務員、医師、救急隊、消防隊が有事の際の要領などを確認しました。
訓練は、函館市川汲町の南茅部運動広場多目的グラウンド内で運動競技中、50代男性が突然倒れ、呼びかけに応答したものの、右手と右足に麻痺があり、喋り方がおかしいとの通報内容での訓練活動でした。
道南ドクターヘリで使用するへリコプターは、アグスタウェストランドのAW109SPで、最高時速約310キロ、最大航続距離は700キロで、函館/奥尻間を30分程度で移動が可能です。キャビンの座席などを変更することにより患者のほか、医師や看護師、付き添いの方や大きな医療機材を搭載することが可能です。
道南ドクターヘリは、2015年2月16日から運用開始され、2016年2月末までに344件の要請件数を受け、活動を行っています。