海上保安庁、巡視船つがる搭載のS-76Dの愛称を「はいたか」に決定

海上保安庁、巡視船つがる搭載のS-76Dの愛称を「はいたか」に決定

海上保安庁は2016年2月29日(月)、一般公募で募集していた第一管区函館海上保安部所属の巡視船「つがる(PLH-02)」に配備される予定のシコルスキーS-76D、機体番号(レジ)「JA919A」の愛称を「はいたか」に決定したと発表しました。

一般公募は2015年に実施され、230点の応募がありました。「はいたか」は、北海道に生息するタカ科の鳥で、「迅速に現場に急行し、事案対応に当たるヘリコプターの姿と重なる」ことから選定に至ったとしています。

シコルスキーS-76Dの導入は、第一管区では函館航空基地に配属されている2機に続く3機目となります。S-76Dはベル212と比べ、全長は15.97メートルと1.5メートル短くなるものの、全高は4.41メートルと約0.5メートル高く、自重は3,872キロと600キロ超重くなります。速力も285キロと80キロ超、速くなります。

装備も充実し、自動操縦装置や航空機衝突予防警報装置をはじめ、捜索時に活躍する赤外線捜索監視装置、画像伝送機上装置などが備えられます。

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